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鉄の補給は危険!? メチレーション回路に及ぼす鉄の悪影響

日本の栄養療法はいたずらに鉄を補給させたがる!?

日本で実践されている栄養療法では、鉄をいたずらに補給させたがります。

鉄欠乏性貧血への対応ということですが、貧血になる原因を考えなくてはかえって悪化する原因にもなりかねません。

貧血の原因の多くが、腸内細菌叢の悪性化であると推測されます。悪性菌は鉄を自身のために使用する傾向があるからです。とくに自閉症のお子さんでは腸内細菌叢の問題を抱えている場合がほとんどですので、鉄の直接的な補給はまず優先順位には入りません。

血液生化学検査で貧血傾向が認められる(分子整合栄養医学的に)からといって、鉄を積極的に補給することは大きな問題を引き起こす可能性を秘めています。

自閉症のお子さんにとって鉄の過剰は大きな問題になります。

バイオケミカル検査における鉄の異常性は、細菌性の問題やメチレーション回路への干渉の問題などを示す指標になります。

定期的なUEE(尿必須ミネラル検査)HMT(毛髪メタル検査)で必ずチェックして下さい。

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ただ単純に、血液生化学検査だけで、鉄の補給を決定してはいけません。

鉄の問題がある際に考えるべき事項

•過剰な鉄は酸化剤であり、細菌毒性を加速させます。
•高い鉄は細菌のバランス異常を示すかもしれません。
HMT(毛髪メタル検査)における鉄が50%以上またはUEE(尿必須ミネラル検査)において鉄が検出される場合は以下のバイオケミカル検査を実施して下さい。
 CSA(総合便検査)
□ GI Pathogen Plus Profile(DNA Stool test)
•鉄はSHMT活性を増加させ、メチレーション回路が滞る原因になります。

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•鉄はトリプトファンを抑制し、セロトニンレベルの減少を起こしかもしれません。
•H2S(硫化水素)は鉄を上昇させるかもしれません。
□ UAA(尿アミノ酸検査)でタウリンを確認
□ HMT,UEEで硫黄を確認
•タウリンが高い場合は鉄が問題となるかもしれません。
•鉄は高いフミン酸と関連し、脂質過酸化反応の原因になります。
•高い鉄は高いメチオニンと関連
□ UAA(尿アミノ酸検査)においてメチオニンが高い場合は鉄をチェックしてください
・ 鉄は亜鉛と置き換わる時に血糖値の問題を起こすかもしれません。

 

鉄の問題がある場合のサポート方法

鉄の問題に対してはAHCY/SHMT iron bacterial issues Lactferrinを用いたり、検査結果から必要な腸内細菌バイオフィルムプログラムを実施して下さい。

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鉄の補給が必要な場合はハーブ複合体の使用を考える

腸内細菌に対してサポートして、改善してからもなお血液検査におけるフェリチンが異常な低さを示している場合はDandelion Greens(Leaf)でサポートして下さい。
ハーブ複合体による鉄のサポートは、過剰な鉄を最小限に抑制することが可能です。また、Dandelion Greens(Leaf)は腎臓サポートも期待できるでしょう。

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まとめ

鉄のむやみな補給はメチレーション回路を滞らせる原因になるかもしれません。

この動画を参考にして鉄の補給の問題について確認して下さい。

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エイミーヤスコJAPAN通信
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AHCYとSHMTってどんな関係?詳しく説明いたします!

AHCYの遺伝子変異を考えます。

AHCYの変異はその酵素の活性低下を意味します。
AHCYはSAH(Sアデノシルホモシステイン)をホモシステインへ変換する酵素です。
AHCY変異によりAHCY活性低下が生じSAHの蓄積が起きます。

SAH蓄積による問題って何・・・?

SAHによりDNAメチレーションの阻害が生じます

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SAHの上昇はメチレーション回路へ負のフィードバックを起こすということになります。

SAHによりCOMTが阻害されます

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COMTの阻害によりドーパミン・ノルエピネフリンの代謝が抑制され、精神神経学的な問題が助長されてしまうことになります。

アデノシンの減少が起こす問題点

SAHをホモシステインへ変換する際に副産物であるアデノシンが生じます。
アデノシンは抗酸化に重要な役割を果たす尿酸合成に向かいます。

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しかし、AHCY変異によってアデノシンが低下することで尿酸合成はプリン塩基からの経路にゆだねられることとなります。

プリン塩基の合成はSHMTの働きによります。

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つまり、AHCY変異はSHMT活性の亢進を起こす可能性があるのです。

SHMT活性が亢進することによる悪影響は・・・?

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SHMT活性亢進によるグリシン産生亢進の影響

グリシンが多く産生されNMDA受容体の活動性の亢進(神経の興奮の亢進)が懸念されます。

グリシンはNMDA受容体を活性し、神経細胞内へのカルシウム流入を促進します。

通常細胞内:外のカルシウムの比率は1:10000にコントロールされていますが、この比率が極端に乱れてしまうとその細胞はアポトーシス(細胞死)を起こします。

神経細胞は寿命が長く再生が遅い細胞であるからこそ、重篤な問題へと発展しかねません。

SHMT活性亢進によるセリン産生亢進の影響

セリンが多く産生されCBS酵素活性が亢進する可能性があります。

結果的に硫黄転移経路内副産物(アンモニア、硫化水素、亜硫酸塩など)の産生亢進を起こし脳神経系へのダメージを起こす可能性が増加します。

アンモニアの解毒にBH4が使用されることから、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の合成に影響してしまいます。

まとめ

上記の理由からAHCY変異とSHMT変異はともにサポートする必要があります。詳しくは動画をご覧下さい。


Dr.エイミーヤスコ設計のサプリメント

AHCY/SHMT Iron Related Bacterial Issuesという製品があります。

この設計もAHCYとSHMTを同時にサポートする必要性を示しています。

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