カテゴリー別アーカイブ: B12

単純ではない!?ビタミンB12の使用方法

皆さんこんにちは。

暖かい春が訪れ、いよいよ解毒の促進には最適な時期に近づきます。

ARP(Autism Recovery Project)代表 Dr. Jun Suzukiです!

本日は、ビタミンB12の使用方法についてお話しいたします。

ビタミンB12って1つではないの?

ビタミンB12は1種類ではありません。

Hydroxy B12(ハイドロキシB12)
Methyl B12(メチルB12)
Adenosyl B12(アデノシルB12)
Cyano B12(シアノB12)

この中で、Cyano B12に関してはシアン化合物が不可されているビタミンB12です。
これを体内で使用するためには、シアン化合物を解毒するためにHydroxy B12が消費されてしまいます。
従って、この種類のビタミンB12を高レベルで使用することは避けるべきです。
Cyano B12は点眼薬に使用されています。目の健康には有効かもしれません。

我々がベースで用いるビタミンB12はHydroxy B12です。

Hydroxy B12はMethyl B12にもAdenosyl B12にも変換されます。
もっとも安全で使用しやすいビタミンB12です。

Methyl B12はメチレーション回路でMTR酵素が利用するビタミンB12です。
栄養療法の世界では、この種類のビタミンB12を使用することが多いです。
しかし、自閉症の子供たちでMethyl B12の高レベルの服用を許容できる子供は稀でしょう。

Adenosyl B12はミトコンドリアクレブスエネルギー回路内で使用されます。DIBENCOZIDEとも呼ばれています。もともとはHydroxy B12です。

また、Methyl B12とAdenosyl B12は活性型ビタミンB12と呼ばれます。

ビタミンB12サプリメントによる本格的なサポートを開始する前に考えなくてはいけないこと!

ビタミンB12はメチレーション回路の活性には欠くことのできない栄養因子の1つです。

葉酸回路由来の5MethylFolate(5メチル葉酸)よりメチル基を受けた、Hydroxy B12がMethyl B12へとメチル化され、これをMTR酵素が使用します。

メチオニン回路由来のホモシステインをメチオニンへ変換させるためにメチルB12が使用されます。

この反応が起こらなければ、メチオニン、SAMeの合成を経ておこるメチレーションが起こらず、DNAやRNAの適切な合成が進みません。

では、Methy B12を高レベルで使用すればいいのでは・・・?

そう考えられて、現在、栄養療法の世界ではMethyl B12の使用が推奨されています。
しかし、多くの自閉症の子供たちはメチル基の大量投与に耐えることができないです。
メチル基の許容に関しては、MPA(メチレーション関連遺伝子検査)においてCOMT V158MやVDR Taqの遺伝子ステータスを確認して下さい。

ビタミンB12を高レベルで使用する場合、以下のことが起こります。

MTR酵素がビタミンB12を使用します。
どんどんB12を消費し、更なるB12を細胞内へ輸送するようになります。
この細胞内へのビタミンB12の輸送にはリチウムが使用されます。

つまり、

高レベルのビタミンB12の使用はリチウムの枯渇を招きます。

B12サポートの際には、リチウムレベルの管理が大変重要になります。

リチウムが枯渇したらどうなっちゃうの?

以下にリチウムの働きや関連する事項を挙げてみます。

・リチウムはB12を細胞内へ輸送する際に利用されます。

・リチウムはCOMT酵素やチオレドキシン還元酵素の働きに干渉しています。

・リチウムはヘルペスウィルスの影響と同様にライム病に関連しています。

・リチウムはドーパミン産生の二次的な経路であるチロシン水酸化酵素を刺激します。ドーパミン合成を補完する働きを助けています。

・リチウムは健康的なBH4レベルをサポートするかもしれません。BH4はセロトニンやドーパミンの合成に必須の共同因子です。アンモニア解毒にも使用されます。感染が存在する場合には減少しているかもしれません。

・リチウムは様々なストレスからの神経保護作用を持っています。GABAの活動性を増加させます。カルシウムの流入を誘発するNMDA受容体を阻害することによってグルタミン酸毒性から保護することを助けます。

・リチウムはカリウムとナトリウムのバランスに役に立ちます。

・リチウムは神経の修復を助け、損傷後のトラウマの減少を助けます。

・リチウムはヒトの脳組織におけるミトコンドリアの酸化的リン酸化反応の強化を誘発します。低リチウムはミトコンドリアサポートの必要性を示しています。

・リチウムはBDNF(脳由来神経栄養因子)を強化することにより、髄鞘形成に関連して役に立ちます。

・リチウムはアミロイドβに拮抗する効果で、アルツハイマー病において保護的に働くことが確認されています。

・リチウムは白血球や血小板を刺激します。従って、低リチウムは白血球減少の原因になるかもしれません。

・リチウムは外傷後の神経の修復によい影響を与えます。

どうでしょうか?
これらの働きが低下したらと思うと、改善するどころか悪化する結果を招きかねません!

リチウムの確認をするにはどうしたらいいの?

自閉症の子供たちにおいて、リチウムは枯渇している子供が多いです。

リチウムはHMT(毛髪メタル検査)およびUTM/UEE(尿有害金属検査/尿必須ミネラル検査)で確認できます。

HMTにおいて低レベルのリチウムが確認できる、
またはUTM/UEEにおいて低レベルまたは高レベルのリチウムが確認できる場合は、
ビタミンB12の本格的なサポートを開始する前に、
リチウムのサポートが必要です。

リチウムのサポートの方法

リチウムの中程度のサポートには以下の製品を使用します。

All in One Multi Vitamin
BeCalm Glutamate/GABA Spray
Adenosyl Support(STEP 1の段階で使用する場合には許容を診ながら)

リチウムの高レベルのサポートが必要な場合は以下の製品を使用します。

Lithium Orotate(リチウムオロチン酸)
Lithium Drops(塩化リチウムです。1〜2歳の小さな子供にはDr. Amyはこちらを推奨しています)

もし、HMTやUTM/UEEでリチウムの高いレベルでのサポートの必要性が示唆された場合には、
3ヶ月〜4ヶ月ほどサポートし、再検査で確認しましょう。

そんなにかかるの?

Dr. Amy Yaskoの言葉を思い出して下さい。
「このプログラムはマラソンです。決して短距離走ではありません。」

ビタミンB12のサポート方法

ビタミンB12の本格的なサポートは、
Dr. Amy YaskoプロトコールSTEP 2で行います。

必ずリチウムのバランスを確認する必要があります。
また、本格的なビタミンB12のサポート中にも定期的なHMTやUTM/UEEにおいてリチウムレベルを確認して下さい。リチウムのサポート強度を確認しながら進めなくてはいけません。

ビタミンB12のサポートはMPA(メチレーション関連遺伝子検査)におけるCOMT V158MとVDR Taqの遺伝子変異(SNPs)を確認し、使用するビタミンB12の種類を決めて下さい。

サポートに使用する製品はこちらです。

http://www.holisticheal.com/supplements/b12-products

編集後記

ビタミンB12の使用方法について、
理解できたでしょうか?

詳しい内容は3月に発売する書籍の中で確認して下さい。

発売に関して、
正式な発売日はまだ未定です。

確定次第、メールマガジンやARPサイト内で報告いたします。

もうしばらくお待ちください。

Information

ARP(Autism Recovery Project )では、

日本で唯一、Dr. Amy Yaskoプロトコールを専門的にサポートしております。

ARPメインサイトはこちら↓

https://www.autismrecoveryproject.net/

Dr. Amy Yaskoプロトコールを聞くのが始めての方はこちらをご覧下さい。↓

http://amyyaskojapan.website/

自閉症の栄養療法に関して始めての方はこちらからご覧下さい↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/amyyasko

ARPではSkypeによる初回無料相談を行っております。ご利用ください↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/arpskype

 

 

エイミーヤスコJapanメールマガジン

* indicates required



筋肉(皮下)注射?経口摂取?B12サポートの効率的な方法

なぜ自閉症回復プログラムにおいてB12の補給が重要なの?

自閉症回復プログラムDr. エイミーヤスコ プロトコール実施の中で、ビタミンB12の補給が重要になります。

なぜならメチレーション回路におけるMTR/MTRR経路、いわゆる遠回りの経路は、メチレーションを起こしDNAやRNAを合成する上で非常に 重要だからです。この経路を通らなくてはDNAやRNA合成は起こりません。

その経路内で、ホモシステインをメチオニンへ 変換するためにはB12が必要になります。
だからB12の補給はとても重要性が高いのです。

B12の補給における注意点を簡単に説明します

・B12を細胞内へ輸送するために必要なリチウムがバランスされていることをHMT(毛髪メタル検査)UEE(尿必須ミネラル検査)で確認すること。リチウムが不足している状態でのB12の高濃度の補給はリチウムの枯渇を招き精神神経学的な症状の原因になります。
MPA(メチレーション関連遺伝子検査)におけるメチレーション関連酵素の遺伝子(COMT V158MとVDR Taq)の遺伝子変異をもとにメチル基への許容を予測し、B12補給形態および量を決定する。(メチルB12に許容できる自閉症のお子さんはほとんどいません)

・いきなり高濃度に補給せずに、許容を確認しながら徐々に増量する。その際、指標となるのはUEE(尿必須ミネラル検査)のコバルトです。

本題に入ります。

B12の補給に関して、その方法には主に4種類あります。

・筋肉、皮下注射
・経口摂取(腸管経由)
・経皮吸収
・舌下吸収

今までは、私も筋肉注射による補給を推奨していました。
しかし、

経口摂取でおこなっても経年的に結果が変わらないという研究結果が出ています。Dr. エイミーヤスコも彼女のセミナーのなかでおっしゃっています。

私もサポートしているお子さんたちの中には、筋肉注射を実施している子としていない舌下吸収だけでサポートしている子がいます。

そしてUEE(尿必須ミネラル検査)におけるコバルトの値がともにしっかりと上昇していることを確認しています。

よって現在は・・・

B12に関しては舌下吸収による補給をメインでサポートしています。

経口摂取でもよいのですが、
筋肉注射なみに効果が即効的に確認できるのは舌下吸収です。

舌下吸収と経口摂取(腸管経由)の違い

舌下吸収では以下の口腔粘膜下毛細血管より吸収され以下のような経路をたどります。

舌下吸収→毛細血管→全身の細胞

ごらんのように肝臓をバイパスするため初回通過効果を受けずに直接的に細胞へ作用します。
例を挙げると、狭心症発作時に使用するニトログリセリンや低血糖発作時に使用するブドウ糖です。
即座に効果を発揮します。

経口摂取では以下の経路をたどります。

経口摂取→腸管吸収→肝臓→血管→全身の細胞

ごらんのように経口摂取では肝臓で初回通過効果を受けます。結果的に吸収された分子の効果は減少する可能性があります。

Dr. エイミーヤスコプロトコールで使用するB12製品

Dr.エイミーヤスコプロトコールで使用するB12製品

・リキッドタイプで直接舌下に投与する製品
・チュワブルタイプで舌下錠としてなめる製品
・スプレータイプで直接口腔内にスプレーする製品
・カプセルタイプの製品

があります。

中でもリキッドタイプの製品が大きな効果を発揮します。

hydroxy-b12

結論

結論として、侵襲性が高く・高価である筋肉・皮下注射によるB12の補給よりも、低価格で簡易的に誰でも実施でき効果も同等に得られる舌下吸収を中心にB12をサポートすることが最善です。

舌下吸収タイプおよび経口摂取タイプを用いてB12サポートを行って下さい。

 

なお、本格的なB12サポートの前には必ずリチウムをバランスして下さい。HMT(毛髪メタル検査)やUEE(尿必須ミネラル検査)で確認します。また、リチウムを補給するとカリウムが低下することが多いです。低カリウムは低ルビジウムを招き、攻撃的な行動の原因になります。

無料メルマガ登録

エイミーヤスコJAPAN無料メルマガ登録はこちらから↓

http://mail.os7.biz/m/CqQR